2008'07.29 (Tue)
浄化?それとも高山病?
17時には山小屋に入り、17時30分には夕食(カレーライス)を。
隣の山男達の会話では、「これから雲が濃くなるから、明日はご来光無理かもしれんな。」


え~、まじ~?
食べ終わったら、居場所ないから、みんなお布団に。もう寝てる人いる。(-_-)zzz
そしてなんと19時には全館消灯(早っ!)
実は、自覚症状はなかったものの、たぶん高山病に冒されていたらしいんです。
夕食のカレーをいただいた後、すぐ布団に入って横になったら、なんと吐き気が
(お下劣ですみません)。それもかなり強烈。
結局、周りの人にも迷惑をかけてしまうので、山小屋の人を呼んで布団の位置も
変えてもらい、すぐトイレに駆け込めるところに。
(山小屋でひとりに与えられるスペースは、横80cm×縦2mくらい。つまり寝るための
最小スペースで詰め詰めびっしり。 つまりトイレに立つだけでも人の足を踏んだり
してしまう狭さなのです。)
結局、消灯後も横になることは出来ず、暗闇の中、懐中電灯でトイレに駆け込み
全部モドシテしまいました(消灯後は、トイレの電気もまったくつかないのです)。
山小屋の人が言うには「もうできるだけ早く下山するしかない」とのこと。
うぇ~ん。
だってまだ、剣ケ峰も行ってないし、ご来光は明日の朝ですよ~。
まして夜道をひとりで下山なんて、怖すぎます~。
「高山病ではない。下山なんてありえない。これは浄化だ。すぐに良くなる。」と
自らの心に刷り込むように、勝手に思い込み。
ということで、知らんぷりして(笑)、そのまま朝を迎えました。
と言っても、遅くても4時には起こされ、ご来光は4時30分過ぎ。
早い人は3時半頃から、ごそごそ準備開始。


朝ご飯を食べたらきっとダメだと思ったので、時間を待って朝食抜きで外に出ます。
山小屋の前の駒ヶ岳は既に、ご来光を見るため深夜に登って来た「夜登山組」の
人たちでいっぱい(写真は昼の駒ケ岳)。
暗い~、寒い~、突風~、人の山~。
あ~出遅れました~!
ホッカイロふたつポッケに入れて、いざ駒ヶ岳へ。
さて、暗闇がすこしずつ明るくなってきました。
ドライアイスのような霧雲が風に流されて行きます。果たしてご来光は見えるのか?
体調がどうとか言ってられないぞ~(気合)。

緊張の一瞬が、富士の風を凍らせます。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
訪れて頂いたみなさんに幸せの光が降り注ぎますように。
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いつもありがとうございます。 m(_ _)m
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こんばんは。
チョコ持っていった人は、下界の暑さで、食べる時ドロドロでした。
、私はあえて持っていきませんでした。
いよいよファイナル間近ですね。