2016'10.27 (Thu)
★室戸・空海修行地の真実、御厨人窟と不動巌
今回の室戸岬訪問では
もうひとつ行きたいところがありました。
そこに行くための布石ともなったのが
第26番札所金剛頂寺への宿泊。
その金剛頂寺の飛び地となっているのが
室戸岬の西側に位置する不動巌（ふどういわ）です。
ここは、室戸岬の東側に位置する御厨人窟（みくろど）とは
また少しエネルギーが違って
空海が一人静かに座った窟屋です。
その静けさが今も残ります。
今もその柔らかなエネルギーが残る場所です。
明治初期まで、金剛頂寺が女人金星、
いや違う (;^ω^)、女人禁制だったこともあり、
女性のお遍路さんはここ不動巌を26番札所としていたので
女性的なフェミニンなエネルギーも残されています。
かつて20歳の頃の佐伯眞魚（さえきのまお）が
主に修行をしたのが室戸の東の御厨人窟。
つまり若き日の空海は御厨人窟で
虚空蔵求聞持法の習得に時間を費やしました。
そして歴史の一幕として伝えられるように
金星が飛び込んできたのが御厨人窟。
これは、白い光が一気に迫りくるように
実際にその時代の空海に現象として起こりました。
その頃、私は、まだいませんでした。
それで昨年、御厨人窟を訪れた時、
そのヴィジョンを実際に見せられることになるのです。
ここ御厨人窟は、1年前御厨人窟を訪れる際
空海から、とにかく頭上に石のある危ないところ
洞窟や岩のあるところを避けるように、
安全な場所で瞑想をするように言われ
落石の危険をなんとなく知らされていました。
私が御厨人窟を訪れた数日後、落石事故があり
ここは物理的にも封印されたのです。
今は、柵があり、神明窟も御厨人窟も入れないようです。
そこ御厨人窟で悟りを得て
眞魚は「空海」と名乗り、都へ上がり
遣唐使として等へ渡り、再び室戸を訪れたあとに
日々修行をしたのが不動巌と思われます。
前回書きましたが、大宰府に3年留め置かれたというのは
表向きの歴史。
しかし、実際に空海は、そこから四国、
そして日本のいろいろな場所を訪れています。
再び、空海修行の地、不動巌。
30代になった空海が高野山に上がるまで
長く大切に修めていたのが
密教のパワーの源でもある不動明王修法。
既に密教的な修法を手中にして
その法にさらに磨きをかけて行ったのが
ここ不動巌です。
不動巌は空海にとっての室戸の縮図。
こちらが東の窟。
この東の窟は空海にとっては御厨人窟なんです。
西の窟。
西の窟の内部。
実際にここで空海は修行時の生活をしていました。
そして金星の位置関係に合わせて
明けの明星は御厨人窟へ。
宵の明星は不動巌へ。
御厨人窟と不動巌を移動していたのです。
今回、この不動巌での修行が何であったのかを
その帰りの道すがら知らされる出来事が起こり確信します。
次回はそちらのお話を。
11月23日（祝）京都トーク＆ライブ（限定30名様）
↓
http://tengokuworld.blog96.fc2.com/blog-entry-1659.html
12月10日（土）静岡 遠江國一宮小國神社トーク＆ライブ（50名様）
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http://tengokuworld.blog96.fc2.com/blog-entry-1684.html
12月17日（土）岡山倉敷トーク＆ライブ（限定30名様）
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http://tengokuworld.blog96.fc2.com/blog-entry-1700.html
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