2008'12.12 (Fri)
仁王門より鞍馬の聖域へ

鞍馬の駅を背にして少し坂を上がると、鞍馬寺の仁王門が見えてきます。
源義経が子供のころ預けられ、天狗から兵法を教わったと言われる鞍馬山。
他にも数々の不思議な言い伝えが残ります。
聖域に足を踏み入れる前に、鞍馬寺について振り返ってみましょう。

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鞍馬寺の草創については、『今昔物語集』、『扶桑略記』など諸書に見られ、延暦15年
(796年)、藤原南家の出身で造東寺長官を務めた藤原伊勢人という人物が毘沙門天と
千手観音を安置して創建したとされている。
しかし、寺に伝わる『鞍馬蓋寺縁起』(あんばがいじえんぎ)には別の草創縁起を伝えて
おり、鑑真の高弟鑑禎(がんてい)が宝亀元年(770年)に草庵を結び、毘沙門天を安置
したのが始まりという。
京都の北に位置する鞍馬寺は、もともと毘沙門天(四天王のうち北方を守護する)を
本尊とする寺院であり、併せて千手観世音と護法魔王尊を祀った寺院であった。
鞍馬弘教立教後の寺の説明によると、鞍馬寺本殿金堂(本堂)の本尊は「尊天」で
あるとされる。
堂内には中央に毘沙門天、向かって右に千手観世音、左には護法魔王尊が安置され、
これらの三身を一体として「尊天」と称している。「尊天」とは「すべての生命を生かし
存在させる宇宙エネルギー」であるとする。
また、毘沙門天を「光」の象徴にして「太陽の精霊」・千手観世音を「愛」の象徴にして
「月輪の精霊」・魔王尊を「力」の象徴にして「大地(地球)の霊王」としている。
鞍馬寺とは、どこにでも存在する「尊天」のパワーが特に多い場所にして、そのパワーに
包まれるための道場であるとしている。
「尊天」のひとり、「護法魔王尊」とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、
金星から地球に降り立ったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、
その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという。
****** Wikipediaより抜粋

結界と言われる仁王門をくぐると、子供の顔をしたお地蔵様たちがお出迎え。
「子供は みんな ほとけの子
子供は 天からの 預かりもの
子供は 親の心を うつす鏡」 by 鞍馬寺

かわいいお地蔵さんをお参りして、しずかに参道を上がります。
参道を上がるとケーブルカーの駅があり、そこから多宝塔駅まで一気に200m上ります。
そこにあるのが多宝塔。塔内には舎利宝塔と尊天(千手観世音・毘沙門天王・護法魔王尊)
三尊像が安置されています。

以下、駅の待合室にあった言葉です。
「月のように 美しく 太陽のように 暖かく 大地のように 力強く
非行 悪言を慎み 己を完成する
真実 誠心を以って 世に尽す人となる
大悲尊天より御力を戴いて 強き信念を 確立する」 by 鞍馬寺
再度ケーブルカーで200m下がり、今度は歩いて鞍馬山を登ります。
いよいよ尊天、魔王尊、サナートクマラの聖域へ。
前日の京都の最低気温は11度。この日の最低気温は2度。
でも、山の上だともっと温度低いんでしょうね~。
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