2009'08.28 (Fri)
8合目、限界への挑戦

本七合目の鳥居をくぐるともう夕方が近くなって来ました。
まだまだ今回予定している八合目の山小屋までは時間があります。

ごつごつとした溶岩の岩肌をつかみながら歩くような道なき道。
吉田口は、道が整備されているものの、どのルートから登っても、
溶岩道は富士山ならではのお決まりです。

途中、影富士や夕焼けを見ながら夜間登山に備えます。
そこから2時間、やっとのことで8合目。太子館は標高3100M。

いよいよ周囲は薄闇に包まれ、ヘッドライト登場、夜間登山開始。

富士八合目から上は、浅間大社のご神体であり、まさに神界。
ここからが登山者にとっては心臓破りの佳境でもあります。
白雲荘に到着いたのは夜8時。
長かったな~。かなり上がって来たけれど、まだ標高3200M。
山小屋について、明日のご来光を目指すのなら夜9時には就寝、
12時半には起床して深夜1時には山小屋を出発しなければなりません。
山頂でのご来光は5時。
しかし、今年も私は一睡も出来ませんでした。
どうも霊気の高いところで食事をすると、合わないらしいのです。
これは去年も同じでした。
来年以降、もし富士に登るのであれば、8合目から上での食事は抜きに
したいと思います。
あ、これは私だけに限ったことで、体調管理のためです。
ということで山小屋についたものの寝床には入らず、ずっと広間の端で
ひとり座っているうちに11時、12時、あ、もう1時。
ということは、ここから山頂まで、一睡もせずに上がるんですね? はい。
そのために今年は金剛杖も買ってきたでしょう? はい。
では行きましょうか。
ただでさえ9合目から頂上までは、ルートが須走口と合流、ふたつのルートが
ひとつになりますから、ご来光前の人渋滞は普通。
さて、金剛杖にじゅわ~~っと焼印を押し、8合目白雲荘をいざ出発。
まだこの時点では、3名揃って山頂へ向けて出発したのでした。
この時点では?ということは、ここからどうなるんでしょうね??
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