2009'12.23 (Wed)
天皇陛下の御心を感じて

12月23日は天皇誕生日。皇居では、天皇誕生日の参賀が行われたようです。
今日は、皇室にお詳しい方からお聞きした、天皇陛下の、国民に対する「愛」を
感じた話をご紹介します。
皇室にとてもゆかりのある伊勢神宮では、毎年10月に「神嘗祭(かんなめさい)」が
行われます。
神嘗祭とは、10月15日から始まる皇室の大祭で、伊勢神宮で行われる神祭であり、
その年にとれた新穀を、天皇家の祖先とも言われる天照大御神に奉納するご神事です。
その年の新穀を、まず神々にささげるという意味がある神嘗祭は「神宮の正月」とも
言われるお祭りで、伊勢神宮ではとても大切にされています。
また、その約1ヶ月後の11月23日には、「新嘗祭(にいなめさい)」があります。
新嘗祭は天皇が宮中で新穀を神々にお供えになり、自らも召し上がるお祭りで、
皇室が伊勢神宮へ勅使を遣わし、幣帛(へいはく)という神前の供物を納めます。
つまり、神嘗祭は伊勢神宮において神様に新穀を奉納し、神様が召し上がる神祭、
新嘗祭は宮中にて「天神地祇(てんじんちぎ)」とも呼ばれる天津神・国津神に
新穀をお供えし、天皇陛下自らも召し上がる神祭です。
10月の神嘗祭から11月下旬の新嘗祭までの間、天皇陛下は、
「もう国民の皆は新穀(新米)を食べたであろうか」
というお気持ちで、常に国民皆の幸せを願い、日々祈られ、自然の恵みに感謝され、
陛下自らは新穀を召し上がらずに、新嘗祭を待って食される、というお話を聞き、
日本の象徴である天皇陛下の国民に対する大きな「愛」を感じ、ありがたく思えた
天皇誕生日でした。
万世一系の天皇を象徴とする歴史、伝統の上に存在する「日の出ずる国」日本が、
また一段と好きになりました。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
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