2010'07.28 (Wed)
熱田神宮の元宮、氷上姉子神社

当初、まったく訪れる予定もなかったのですが、ほんの一本の糸にたぐり寄せられ、
導かれるように、ここへの道は繋がっていました。
まだ早朝6時前。
氷上姉子神社(ひかみあねごじんじゃ)。約2000年の歴史のある古い神社です。

三種の神器のひとつ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る、熱田神宮。
※熱田神宮では、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)と言います。
ここはその熱田さんの元宮です(実は、さらにその元宮があるのですけれど…)。
その存在はあまり知られていません。
草薙剣(くさなぎのつるぎ)は、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)とも言われ、
今でこそ、熱田神宮のご神体として有名です。
あの八岐大蛇(やまたのおろち)の尻尾から、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が
取り出した有名な剣ですね。

その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)の妻となった宮簀媛(みやずひめ)が、
日本武尊亡き後、ここに草薙剣を祀り、その後、剣を熱田神宮に剣を納めた
ことから、ここは熱田神宮の元宮として崇められています。
姉子(あねご)とは、宮簀媛(みやずひめ)のことです。
※熱田神宮では、宮簀媛命(みやすひめのみこと)と言います。

桶狭間の戦いでも、徳川家康の城として使われていた大高城からほど近い
ところにあります。
氷上(ひかみ)も大高(おおだか)も、昔は、それぞれ火上(ひかみ)、
火高(ほだか)と言われていましたが、この辺りは火事が多く、氷上姉子神社が
火災にあったことから、それぞれの地名から「火」という字を消して、地名が
氷上(ひかみ)、大高(おおだか)に改められました。

拝殿は近代の再建の感じですが、この宮の結界は、はるか2000年の歴史を
感じさせる神気が満ちており、とても名古屋市内とは思えない落ち着いた
雰囲気でした。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
訪れて頂いたみなさんに幸せの光が降り注ぎますように。
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何かがこみあげてきました。
なんだろう?
わからないままコメントさせていただきました
どこかの熱田神社へ行った記憶があるからかな~?
こんばんは。
コメントありがとうございます。
氷上姉子神社が産土様とは、恐れ入りました~。
ホント、まわりの喧騒から、結界が張られているのを感じますね。
桶狭間といい、なんだかご縁を感じます。
今後ともよろしくお願いいたします。^^
この神社は、私の産土神社でございます。
車のとおりの多い道が近くにあるのに、この神社はその喧騒を他所に、まるで別世界。
昨年、初めて参拝させていただいたのですが、奥ゆかしい佇まいに、熱田神宮とはまた違った感覚を覚えました。
近々、再度参拝に訪れようと思っています。
ちなみに、実家が豊明の桶狭間古戦場近くなので、前回の日記に思わず反応してしまいました。懐かしかったです。
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ありがとうございます。
それは、きっと、魂の記憶です。
神々のすばらしい波動をストレートに感じ、懐かしさがこみあげて
きたからだと思います。
熱田さんは、これからの時代、ひとつの中心となるでしょう。
草薙の剣も表に出てくるということですね。