2010'08.03 (Tue)
草薙の剣はここにあった

氷上姉小神社は、熱田神宮の元宮です。
祭神は、宮簀媛命(みやすひめのみこと)。
その宮簀媛命がお住まいになった館の址が、実際にあります。
実は、そこを訪れるまで、私は、その場所が、神がお住まいになった
館址であることを知りませんでした。
そこは、東征を終えた日本武尊が、草薙の剣を持ち帰り、しばしの間
住んだ場所でもあります。
森の中の小路をしばし進むと、小高い丘の上に出ます。

そこには小さな祠があり、その隣には、宮簀媛館址の碑がありました。
ここが宮簀媛命のお住まいになった場所。
この丘から見る風景は美しく、当時であれば遠く、海までも見通すことが
できたでしょう。

元宮の前は、自然のたたずまいの中に整地されており、本当にここに館が
あったんだ、と思えます。
ここにあの有名な草薙の剣があったのか。
そう思うと遠き昔に、歴史のロマンを感じずにはいられません。

日本武尊は、伊吹山に発つ時、なぜ草薙の剣を持って行かなかったのか。
伊吹山の戦いで傷を負い、そのまま旅先、現在の三重県で日本武尊は命絶えて
しまいます。
武尊亡き後、妃であった宮簀媛命は、武尊の遺した剣をこの館で大切に護り、
最終的に熱田の杜に剣を祀りました。
それから今日に至るまで、草薙の剣は熱田神宮のご神体として崇められています。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
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ありがとうございます。
氷上山の波動はステキですね。蝶は神の化身と言われています。
88感謝祭in富士でも、祭壇の周りをモンシロチョウが飛んでいました。
モンシロチョウって真夏にもいるのかな~?
関ヶ原、ひと山越えたら伊吹山ですね。