2010'11.21 (Sun)
利益(りえき)とご利益(りやく)

秋も深まり、いよいよ2010年も終盤に差し掛かっています。
明らかに時の流れは速くなっているし、太陽も月も光が強くなっているように
感じます。
今は、内側を見つめるには、とても良い時期です。
自己の内面に問いかければ、とても深い落ち着き、満足感を得ることができます。
目を閉じれば、そこに答えが用意されています。
そしてそこには、ご利益(りやく)の循環があります。
ご利益(りやく)というと、勘違いされる方がほとんどかも知れませんが、
ご利益(りやく)は自己欲のお願いごとではありません。
皆さん、神社にお参りに行って、チャリーン、パンパン!!
○○が手に入りますように。
△△になれますように。
□□に行けますように。
**が買えますように。
などなど、かなり真剣です。
こういった願いは神頼みしても、本来あまり叶うものではありません。
もしあなたが神さまだったら、どうでしょうか。
***神さまいわく
お、誰かお参りに来たな。
○○が欲しいのか・・・。
△△になりたいのか・・・。
自分のことばっかりだな・・・。
□□に行きたいのか・・・。
**が欲しいのか・・・。
欲深だなぁ、自分のことばっかり・・・。
******
このblogをご覧になられている方は、こういった願いをする人は少ないとは思いますが、
こんな感じだとなかなか、願いをかなえてあげたいとは思えませんね。
神さまはそんなちっちゃな了見ではモノを見ませんが、世の中の波動の法則を
わかりやすく言うと、こんな感じの法則になっている、ということですね。
ご利益は「りえき」と読めば、「もうけ」です。これは仕事なんかでも
普通に使います。
しかし、神社やお寺などに行くと、ご利益は「ごりやく」と言いますね。
自らを益するのを功徳(くどく)、他を益するのを
利益(りやく)と言います。
もう少し細かく言うと、「りやく」と読む時は、周りの人のため、自分以外のために
施す善業の事、そしてそれによって与えられる見返りのない施しのことです。
つまり、人のために、社会のために、何を願い、何を施してきたか、施して行くか
ということです。
そこに「見返り」を求めてはいけません。
見返り、それは、自分の利益(りえき)のために行っていることになってしまうからです。
つまり「ごりやく」のように見えても、その目的は「りえき」です。
神社仏閣にお参りに行って、ご利益(りやく)あるかな~、と普通に言っていますが
利益(りえき)を求めているのか、ご利益(りやく)を頂くのか、ここは大きな違い
ですから、人として生きている以上、人のため、社会のために少しでも役立つ、
そんな生き方をして行きたいものです。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
訪れて頂いたみなさんに幸せの光が降り注ぎますように。
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