2011'04.03 (Sun)
えっ!?新月の裏側は?

今日4月3日 23時32分、間もなく新月です。
前回の新月は3月5日。
あの日と今日と大きく違うもの。
それは日本という国のおかれた状況。
3月11日に起きた地震の力はすさまじく、これにより日本列島の位置が約2.4m
移動したとアメリカ地質調査所(USGS)は報告しています。
また、12日、イタリアの国立地球物理学・火山学研究所(INGV)は「今回の
地震で、地球の自転軸が約10センチ移動した」と発表しました。
ことの真偽は専門家に任せるとして、私達は多くのものを失いました。
そして今も続く、原子力発電所の事故対応。
辛い状況の中、まだ気持ちの整理もできない方達もたくさんいらっしゃると
思います。
その一方で、手に入れたものもあります。
私達は一人じゃない、日ノ本の民としての連帯感、一体感のような絆を
思い出しつつあるような気がします。
大変な状況の中にあっても、譲り合う精神、そして感謝の心。
遠くにあっても同じ民族としてつながりあう心の絆、それは目には見えません。
しかし、あります。
また、民族の壁を越えて世界中から、暖かい支援を頂いています。
人類としての、生命の絆。
大切なもの、それ自体は目には見えないものが多くあります。
愛、心、命、魂、空気。。。。
新月は見えません。なぜなら太陽と月、地球が直列し、地球から月を見ると
月が真裏から太陽の光を受け、地球から月の姿はまったく見えないからです。
でも、新月は、物事の始まりであり、その昔、というかつい最近まで日本でも
旧暦を使っており、この新月の日を「朔日」と書き「ついたち」と読みました。
新月は見えない、という話ばかりが多いので、今回は地球からぐるり月の裏側に
廻り、新月を太陽の方向から見てみましょう。太陽まで行ってしまうと月も地球も
ほとんど見えなくなってしまうので、太陽からぐーっと月に近づいてみました。
すると、満月状態、ですね。つまり物事の後ろから見ると、ないものもある、と
いうことです。新月の裏側は満月。
地球から見ると、この裏側を見ることになって、まったく見えません。
ひとつの物事をそれだけと捉えずに、その裏側から見てみる、ということ。
つまり視点を変えれば見えてくるものもある、ということです。
4月2日には月は地球から最も離れ40万km以上離れていますので、月の下に見える
地球は月から40万km先の地球ということで、月よりだいぶ小さく見えています。
今日は見えない新月だからこそ、見えないものを見る視点を持ち、生かされて
いることに感謝したいものです。
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一日も早く被災地の復興が成し遂げられますように。
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