2011'04.10 (Sun)
当たり前の幸せは幻想

当たり前のように、水があった。
当たり前のように、電気があった。
当たり前のように、ガスがあった。
当たり前のように、おいしい空気があった。
当たり前のように、歩いていた。
当たり前のように、仕事に行った。
約1ヶ月前、2011年3月11日。日本を襲った未曾有の災害。
日本のみならず、そのニュースは地球上を瞬時に7回半まわるようなスピードで世界中を
駆け抜けました。
あの日から、人それぞれに、当たり前が当たり前ではなくなってしまいました。
私も、両足を骨折して入院してから1ヶ月が過ぎ、まだ車椅子のお世話になっています。
当たり前を失った。
当たり前のような毎日が当たり前でないことに改めて気付いた。
普通に歩いて仕事に行くっていうことが、どれだけすごいことで、大変なことで、いかに
恵まれたことであるかを身をもって体験する毎日。
ありがたいことです。ホントそう思います。
入院直後、病室の窓の外に一本の枯れ木があり、スーパーの買い物袋が引っかかって
風に吹かれて寒空の下、くるくると回っていました。
「買い物袋のなる木だ~」とか冗談を言っていましたが、それは桜の木だったんですね。^^
時は4月、徐々に春の風が吹き始め、暖かくなってきました。
3日前に桜の花がほころび始め、2日前に5分咲き、1日前に8分咲き、そして今日満開。
一日一日、ゆっくりとした時の経過を感じ、また一方でとてもスピーディな自然の息吹を
感じています。
画像は、今朝の桜です。
そして、この桜も、またあっという間に散って行くのでしょう。
桜は、1年を待って、花をつけるのはたった1週間。
短い瞬間を精一杯、咲いています。
私たちも、限られた人生を精一杯咲いてみたいものです。
電気も、水道も、江戸時代以前はありませんでした。
ということは、この百数十年の間に進歩してきたものが、現代にとっては当たり前と
なっているだけです。
同時に、私たちは文明の進歩にまかせて、大切なものをなくし始めています。
私たち人間は、当たり前のように思っていたことが実は恵まれすぎで、当たり前ではない
ことに気付かなければなりません。
1995年の電力消費量まで戻れば、原子力発電所はいらないと、ニュースで聞きました。
実際に、関東の計画停電は、みんなのほんの少しの節電の意識で回避され始めています。
感謝をなくした生活は、節約を知りません。
与えられて当たり前と思っているからです。
今日は水星と地球が直列しています。特に「水」への感謝を忘れないようにしましょう。
大切なものを守るために、感謝の心を持って「足るを知る」心で生きたいものですね。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
訪れて頂いたみなさんに幸せの光が降り注ぎますように。
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