2011'06.08 (Wed)
太陽黒点収束&6月16日皆既月食

異常とも言えるほどの急激な磁場の変化で、地磁気活動は活発になっていましたが
太陽風の速度が緩やかに下降し、地磁気の変動は徐々に落ち着きを取り戻しています。
太陽では、小さなフレアが頻発していますが、太陽黒点の規模は小さく、現状では
特に大きな活動にはならないと思われます。
今回の黒点増加と地磁気の変動について、5月下旬から始まった太陽活動の高まりも
徐々に収束し、一段落という感じです。
ここ10日間の太陽黒点の様子
年 月 日 黒点数
2011年05月25日 23
2011年05月26日 40
2011年05月27日 65
2011年05月28日 91 *黒点急上昇開始
2011年05月29日 89
2011年05月30日 105
2011年05月31日 132
2011年06月01日 107
2011年06月02日 118 *日食
2011年06月03日 122
2011年06月04日 116
2011年06月05日 74 *チリ火山噴火
2011年06月06日 67
2011年06月07日 58 *収束して来ている
©NOAA/SWPC
さて、来る6月16日は皆既月食です。
朝方、欠け始め、月食の状態で沈んで行きますので、時間帯や明るさなど、
観測の条件は良くありませんが、先日6月2日の日食とあわせて、貴重な
天体現象ですので、注意しておく必要があります。

クリックで拡大↑
この図では連続図にしてありますので、暗くなっていますが、満月ですので
月と太陽の関係は地球を挟んで180度となります。
つまり、夜明けとともに月食のピークを迎える形になりますので、西の地平線に
月が沈むころ、東の空から太陽が昇って来ますから、夜明けとなります。
太陽黒点は落ち着いてきたとはいえ、まだまだ充分な注意が必要です。
南米のチリでは、標高2240メートルのプジェウエ火山が、半世紀ぶりに噴火。
噴煙は10キロメートルにまで上がったそうですね。
火山の噴火などもこの時期の磁場の変化を象徴するひとつの現象です。
引き続き、黒点の状況もWATCHして行きたいと思います。
しっかりと、地に足をつけて、前を向いて行く必要があります。
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■6~8月の月の朔・弦・望
■6月16日前後2週間 ○○に要注意!
■やはり阿蘇山が噴火した(4月13日の記事と合わせて読んで下さいね)
■6月から7月にかけては今年最大の山場?
■その時期に起こる6500万年振りの現象とは
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コメントありがとうございます。
感覚的には「中休み状態」といったところでしょうか。
落ち着いたとはいっても、荒れやすい状態であることは変わりないです。
思いと祈りは大切ですね。
1の思いが2になり、5になり、10になり、100になるのです。
今後ともよろしくお願いいたします。