2012'05.27 (Sun)
これがいざなぎ神宮 拝殿の中

心地よい陽射しを受けて、正式参拝のため、拝殿に入ります。
伊弉諾神宮の拝殿は、入母屋造りで、神楽殿を兼ね備えており、お神楽も
ここで行われます。

拝殿の中から、菊のご紋の向こう側に、境内を振り返り見ると、そこは別世界。
心地よい風が頬をなぜて通り過ぎ、まるで神様の腕に抱かれているかのようです。

「皇祖親大神」の額をみると、本当に、淡路一之宮までやってきたのだという実感が
少しだけ湧いてきます。
緩やかな時の流れに身を任せ、目を閉じ、しばし時を待ちます。
いよいよ正式参拝が始まり、修祓(しゅばつ)に続いて、祝詞奏上。
祝詞の後、拝殿から本殿に移って、玉串奉奠の儀。
ここ拝殿の奥には本殿があり、この本殿の真下が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の
御陵があると言われている場所です。
伊弉諾尊は、この地で余生を送り、最期を迎えられました。
それでここは、幽宮(かくりのみや)と言われています。

江戸時代までは、この場所はは禁足地で、御陵がそのままあったようですが、
明治元年にこの御陵の上に、現在の本殿が建てられました。
拝殿では淡路神楽という神楽の舞が奉納され、巫女さんのおごそかな舞と、
シャンシャンと鳴り響く神楽鈴の繊細な音色が、神聖な森の木霊に溶け込んで
いくように広がっていきます。
足の怪我は治ったものの、まだ正座は楽ではありませんが、おごそかな時間を
過ごさせていただきました。

拝殿の東、境内には県指定天然記念物にも指定されているご神木「夫婦大楠
(めおとおおぐす)」があります。楠(くすのき)です。
樹齢900年の大楠は、もともとは2本の楠でしたが、成長するに従って、その株が
なんとひとつにつながったのだと言われています。

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が国生みの後、余生を過ごし、亡くなった伝承から
幽宮(かくりのみや)と言われる伊弉諾神宮。
伊弉諾尊と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の2神がひとつになられたかのような、
夫婦大楠は神理の世界。
神々は、自然を通して私たちに、本当に大切なことは何かを見せてくれています。
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