2012'06.13 (Wed)
元熊野・諭鶴羽神社、いざなみ大権現

住吉神社から九十九折(つづらおり)の道を、何キロとなく車で進みます。
対向車とすれ違う余裕もないほどの狭い砂利道を、ひたすらくねくねと進みます。
途中、ハンドル操作を失敗すれば、崖にタイヤを引きずり込まれるような道。
この道を、上まで上がるのは、相当な目的がないと無理です。
この時点で、諭鶴羽を訪れるのは、相当絞りこまれた、あるいは相当無謀な
人たちであるというのがわかります。笑
車の前に、道の真ん中に、カラスが現れました。
足が3本あったら、ヤタガラス。いや、あったかもしれません。
まさにそれは熊野の象徴。奥熊野の番人が、お迎えしてくれたようです。
やっと到着した諭鶴羽神社。
↑鳥居の袖には、「おかえりなさい」と書かれていました。

ここは、元熊野。
近畿の五芒星の一角をなす、熊野本宮の元宮、大きなエネルギーの流れる
ところであるともいえます。
諭鶴羽神社の由緒書きによると
ご祭神
『国生み神話』で知られた、伊弉冉尊さまを主神に、その御子速玉之男命、
事解之男命の三柱の神様をお祀りしてある。
神代の昔、夫神の伊弉諾尊さまと共に、はじめて夫婦の道をひらき給い、
日本の国土を修理固成(つくりかためな)され、多くの神々を生み給うた
『母なる神様』である。
古来、五穀豊穣、水源守護の神であり、淡路の産業の振興の神様として、
また縁結び安産、夫婦和合、家内安全の神様として広く崇敬され、
源平の昔からお宮の灯りは燈台がわり、海陸交通安全の神様である。

ご由緒
社伝によると、およそ二千年の昔第九代開化天皇の御代にイザナギ、イザナミの
二柱の神さまが鶴の羽に乗り給い、高天原に遊びたもうた。
狩人が鶴の舞い遊ぶのを見て、矢を放つ。羽に矢を負った鶴は、そのまま
東の方の峰に飛んでかくれた。
狩人、その跡を追って頂上に至るとカヤの大樹があり、その梢にかたじけなくも
日光月光と示現したまい
『われはイザナギ、イザナミである。国家安全・五穀豊饒成就を守るため、
この山に留るなり、これよりは諭鶴羽権現と号す』
と唱えたもうた。
狩人、涙を流し前非を悔い、その罪を謝し奉り、弓矢を捨てその地を清め
大工を招き一社を建て神体を勧請し奉る。
狩人、権現の社を受領して庄司太夫と号し一生神に仕えたりという。
社名・社紋鶴丸の起こりであろう。
また別に、昔、西天竺の霊神が第十代崇神天皇の御代に五つの剣を東に
向かって投げられ『我が縁のある地留れ』と誓いたもうた。
一は、紀伊国室の郡(熊野三山のこと)
一は、下野国日光山に
一は、出羽国羽黒山に
一は、豊前国彦山に、そして
一は、淡路国諭鶴羽山に留まったと伝えられる。
また、熊野権現御垂迹縁起によると、その昔、甲寅の年、唐の天台山の
霊神が九州筑紫国、英彦山の峯にご降臨され、戊午の年、伊予国、石鎚の峰に
渡られ、甲子の年、淡路国、諭鶴羽の峰に渡られた後、庚午の年、熊野新宮、
神蔵の峰に渡られた云々……と伝えられる。
とあります。
奥宮の結界の中に、伊弉冉尊が下りたもうた場所があります。
それがこちら。

諭鶴羽のエネルギーは、特別な磁場の凝縮されたPowerもあり、とても強いです。

神社の横の小高い場所からは、沼島(ぬしま)がはっきりと見えました。
諭鶴羽と沼島は、目に見えないところでつながっています。

この場所は、沼島がはっきりと見てとれるように、整備されていると
いった方が良いでしょう。
この諭鶴羽神社は、とても奥深い、元熊野宮です。
次回、神さま降臨。
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